港にある変わった形の車両は、空母のサポートのため特別に設計されたものだ。フォークリフトは1トン以上の貨物を、10数メートルの高さにある空母の甲板まで持ち上げることが可能だ。キャタピラ輸送車は空母に乾燥食品を提供する。燃料補給車のアームは折り曲げて伸ばすことが可能で、燃料を正確に艦内に送り込める。
空母が必要とする物資はさまざまで、水だけでも6−7種類に達する。空母はさらに多くの戦闘機を搭載しなければならず、必要な燃料、潤滑油、機械油なども数十種類に達し、少しのミスも許されない。
空母軍港の建設が依然として進められている。遼寧艦は停泊したまま実施できる各種試験を進めており、船員の訓練も計画通りに進められている。
遼寧艦は就役後、すでに100種以上の訓練科目と試験項目を完了した。計画によると、今後さらに遠洋試験や艦載機着艦技術訓練など、さまざまな試験・訓練をこなすことになる。