華春瑩報道官
外交部(外務省)の華春瑩報道官は2日の定例記者会見で、中日関係について「われわれは日本側が歴史に責任を負う姿勢に基づき、歴史を深く反省し、実際の行動によってアジア隣国と国際社会の信頼を得ることを希望する」と表明した。
記者:最近日本の指導者は歴史問題について弁解を繰り返しているうえ、憲法改正問題においてアジア隣国に説明する必要はないと公言している。こうした日本側のマイナスの動向についてコメントは。
華報道官:歴史は鏡だ。過去に誠実に向き合ってのみ、真に未来を得ることができる。一部の者の言動によって歴史が変わることはない。われわれは日本側が歴史に責任を負う姿勢に基づき、歴史を深く反省し、実際の行動によってアジア隣国と国際社会の信頼を得ることを希望する。
歴史的原因によりアジア隣国は日本の発展動向を強く注視し続けている。われわれは日本が平和的発展の道を歩み、歴史を鑑として、地域の国々の懸念を尊重し、地域の平和と安定にプラスのことをするよう希望する。
記者:中日環境保護相会合が中日関係の現状にかんがみて中止になったとの日本メディアの報道について、確認をいただきたい。