中国・ベトナム協力指導委員会第6回会議が11日、北京で開かれた。中国側議長を務める楊潔チ国務委員とベトナム側議長を務めるグエン・ティエン・ニャン副首相が会議を共同で主催し、両国の全面的で戦略的な協力強化や、話し合いで海上紛争を解決することなどについて、再確認をした。
それによると、今後も指導層の交流を保ち、「全面的戦略的パートナーシップに関する行動計画」を早急に審議し調印するなどの目標が出された。
また、「2013-2015年中国・ベトナム文化協定実行計画」や「2012-2016年中国・ベトナム経済貿易協力5か年発展計画」など重要な協力プロジェクトの覚書が調印された。
特に海上紛争について、双方は話し合いで解決することを再度確認し、「南海各方面行動声明」を実施し、南海地域における平和と安全を維持するよう共に努力することで一致した。
(中国国際放送局)