香港紙「商報」が11日に伝えたところによると、中国海軍初の艦載航空兵部隊が10日に渤海湾で創設され、呉勝利海軍司令員から軍旗が渡された。これにより、中国の空母は作戦能力を備える段階に突入すると見られている。
初陣のJ-15のパイロットは平均年齢35歳未満で、少なくとも5機種の飛行経験を持つ。飛行時間は1000時間以上、そのうち第3世代戦闘機の飛行時間は500時間以上で、多種の兵種による合同訓練、重要な演習に参加したことがあり、所属部隊のトップパイロットばかりである。中央テレビが公開したJ-15訓練基地の映像には、格納庫がずらりと並んだ様子が映っており、その多さは画面に収まりきらないほどである。
また、同記事は、「解放軍報」の報道を引用し、J-15のパイロットの訓練のため、中国海軍は訓練機「殲教-9」を自主開発し、高い評価を得たと伝えた。これにより、パイロットの育成も大幅に加速したという。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2013年5月13日