李克強総理は10日、インドのクルシード外相と会談した。
李克強総理は10日、インドのクルシード外相と中南海の紫光閣で会談した。
李総理は「中印は共に発展途上の大国、新興市場国であり、両国関係は戦略的意義と世界的影響力を持つ。中国の新政府はインドとの関係の発展を強く重視しており、政治的相互信頼を強化し、実務協力を深め、民間の理解と友情を強化し、世界や地域の問題での意思疎通と調整を拡大し、中印戦略的協力パートナーシップを共にしっかりと守り、発展させることを望んでいる」と述べた。
また「中印関係は友好協力が本流であり、共通利益が溝を大きく上回る。双方は両国関係の得難い良好な局面を大切にし、より長期的視点と進取の姿勢で協力を深化し、25億両国民により良く幸福をもたらし、アジア太平洋、さらには世界の経済の発展にも新たな動力を注ぐべきだ。中国はインド側と共に平和的・友好的協議を通じた国境問題の解決推進に尽力し、両国協力の発展にプラスの環境を築くことを望んでいる」と指摘した。
クルシード外相は「印中の友好関係の発展は両国民に幸福をもたらし、地域さらには世界の平和と繁栄を促すうえでプラスだ。インドは中国側と手を携えて協力し、中印の相互信頼・相互支持という積極的なメッセージを世界に発すると同時に、摩擦や溝を効果的に管理・コントロールし、国境問題の解決推進に尽力することを望んでいる」と述べた。
「人民網日本語版」2013年5月13日