第12回アジア安全保障会議(シャングリラ・ダイアローグ)が5月31日、シンガポールで開幕した。3日間の会期中、アジア太平洋地域、欧州など30カ国の代表が地域・世界の安全保障問題をめぐり幅広い議論を行う。人民日報が伝えた。
今回の会議では、▽米国の地域安全保障問題の処理方法▽国家利益の範囲確定と衝突回避▽軍事近代化と戦略の透明性▽アジア太平洋地域の安全保障をめぐる新動向▽アジア太平洋地域防衛協力の推進---の5つの議題が話し合われる。
アジア安全保障会議は英国際戦略研究所の主催で、シンガポールのシャングリラホテルで年に1度開催されている。アジア太平洋地域の安全保障を話し合う枠組みとしては規模、レベルともに最大級。
「人民網日本語版」2013年6月1日