習近平国家主席は31日、トリニダード・トバゴ、コスタリカ、メキシコの外遊に出発し、6月上旬には米国で中米首脳会談を予定している。中国の新政府の指導者がこのほど欧州・アフリカ・アジア・アメリカ州を股にかけ外遊を続けており、世界に向けて実務的な態度と自信を示している。
習国家主席は就任後、ロシア、タンザニア、南アフリカ、コンゴ共和国を訪問し、さらにBRICs首脳会議に出席してから2カ月余りで二度目の外遊をスタートした。習国家主席の今回の外遊は、李克強総理のインド、パキスタン、スイス、ドイツの外遊からわずか3日後に開始された。
アナリストは、「中国の新政府の指導者らは頻繁に外遊している。指導者らの外遊は大国・周辺国・発展途上国などをカバーし、多角的かつ全面的な外交網の形成に寄与しており、大国の智慧と風格を示している」と指摘した。