李総理もまた、世界からの疑問に対して回答を与えている。李総理はインドの主要紙で、「ヒマラヤ山脈を越える握手」と題する署名記事を発表し、中国は成長中の大国であり、平和を求める大国でもあることを強調した。李総理はパキスタンメディアからの書面インタビューを受けた際に、中国の伝統的な7つの生活必需品(薪・米・油・塩・醤油・酢・茶)を例として挙げ、メディアの「中国は発展に伴い高圧的になるのではないか」という質問に答えた。
経済・貿易関係の発展は、指導者の外交の重要な内容だ。中国の指導者は外遊中、経済・貿易の開放と提携は世界の平和と繁栄に資することを重ねて強調し、また中国がいかなる形式による貿易・投資保護主義にも反対することを繰り返した。