中国海監江蘇省総隊から5日に得られた情報によると、1000トン級の海監法執行船「中国海監5001」が、1日に正式に交付された。これは江蘇省海洋・漁業局が建造を監督した、江蘇省でトン数が最大の、最先端の設備と最高の機能を持つ海監船で、国家海洋権益維持・法執行チームに新たな力をもたらした。
同船の投資総額は1億2000万元に達する。全長は79.9メートル、幅は10.6メートル、満載排水量は1470トン、航続距離は5000カイリ、最大航行速度は20ノット、自給力は30日間に達する。同船は先進的な操作システム、衛星通信測位システム、無線画像受信システム、「北斗」衛星測位システム、高速法執行工作艇、赤外線法執行証拠収集光電システム、海洋資源調査設備、操作可能な音響弾、操作可能な2本の高圧放水ホースを搭載している。マルチメディア会議指揮システムは、リアルタイムのテレビ会議などのさまざまな通信方法を利用でき、船―陸上のマルチメディア情報交流が可能で、海上移動指揮センターの機能を持つ。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2013年6月7日