今年の全国両会以来、中国外交は世界各国で頻繁に活動し、国内にも賓客や友人を相次いで招待している。「習・オバマ会談」によってこの「外交旋風」がクライマックスに達したことは間違いない。新政府の外交のスタートは全方位的、積極的、主導的、個性的という鮮明な特色を備えていると専門家は指摘する。「今日のように中国が世界の舞台の中央に押し上げられたことはこれまでなかった」。現在中国は容易な事から先に着手して外交の駒を一手一手打ち、より不動の、より責任を担う大国になるためのすべを学んでいると専門家は指摘する。京華時報が伝えた。
今年の全国両会で当時の楊潔チ外交部長(外相)は記者の質問に「わが国上層部は昨年100回以上の相互訪問を行なった。今後200回、300回に達しても驚きではない」と指摘した。
だが両会後の新政府の非常に活発な外交活動は、やはり外部にとって驚きだった。この80日間余りで中国上層部はすでに50余りの国の指導者と二国間または多国間の場で会った。平均して2人に1人の頻度だ。
新指導者の外遊は頻度が高く、移動距離が長いうえ、大国、周辺国、途上国、および多国間を覆う全体的な外交網を築き上げたと指摘される。
「人民網日本語版」2013年6月11日