中日が「冷たい対立」に突入 友好を急ぐ必要はない

中日が「冷たい対立」に突入 友好を急ぐ必要はない。 安倍首相は昨日、日中関係は双方にとって「最も重要な二国間関係の一つ」であり、両国の難題が全面的な関係に影響することを望まないと発言した。しかし安倍首相の発言は表面的なものに過ぎず、中日関係が安倍首相の任期内に緩和することを期待すべきではない…

タグ: 中国 日本 安倍 靖国神社

発信時間: 2013-07-24 10:28:13 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

中国が現在やるべきことは、戦略的な平常心を維持し、安倍政権の二転三転する中国への掛け声を無視することだ。我々は日本を冷遇し、見て見ぬふりをし、より大きなアジア太平洋戦略の構築、中国の内政建設に力を注ぐべきだ。

安倍政権はより極端な政治的挑発行為を講じる可能性があり、安倍首相本人の靖国神社参拝もありうる。それならば中日の対立をさらにエスカレートさせればよく、それを回避するため安倍首相をなだめる必要はない。

中日両国の現在の関係は、「冷たい対立」の状態に突入している。我々がこの新たな概念を用いるのは、中日の対立がすでに正常な国の関係を打破しているが、「冷戦」ほど深刻な状態には至っていないためだ。

中日には大規模な経済・貿易交流があり、冷戦突入には至らず、ましてや熱戦に拡大される可能性は低い。しかし両国が、友好ムードに包まれた正常な国家関係を取り戻すのは、すでに困難なことだ。中日間の歴史的に何度も磨きをかけられた精神的対立、さらには敵視がすでに呼び覚まされている。両国はそれぞれの情緒を克服する外部環境を持たず、内部の限度力も不足している。ゆえに両国関係が「冷たい対立」の状態で安定すれば、北東アジア情勢の不幸中の幸いと言える。

現段階で中日友好を語るのは欺瞞であり、中日の外交が共に守るべきベースライン(平和)をかき乱すばかりだ。期待値を徹底的に引き下げ、「冷たい対立」を両国の受け入れられる状態にし、両国の利益の新たな出発点にすることは、両国にとって悪いこととは限らない。

「中国網日本語版(チャイナネット)」 2013年7月24日

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