共同通信社は9月9日、「防衛省統合幕僚監部は9日、中国海軍の2隻の護衛艦が8日深夜から9日未明にかけて沖縄本島と宮古島の間の公海を通過し、太平洋から東中国海に入ったことを確認したと発表した」と伝えた。
日本側は8日、中国の爆撃機が沖縄本島と宮古島の間の公海の上空を通過したことを確認したと発表していた。11日は日本政府が釣魚島(日本名・尖閣諸島)のいわゆる「国有化」を実施してから一周年となる日で、防衛省は中国側の出方を警戒していると称した。
防衛省によると、2隻の護衛艦は8月27日に同一海域を通過し、東中国海から太平洋に向かった。
小野寺五典防衛相は9日午前に防衛省で、中国軍機が8日に沖縄本島と宮古島の間を通過したことについて、「これを特殊事態としてとらえるべきであり、警戒と監視をゆるめてはならない」と記者に語った。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2013年9月10日