中国中央テレビ局(CCTV)によると、青島の某軍港は中国で建設された初の空母母港である。米ノーフォーク軍港の空母が停泊する埠頭の幅は通常ならば50メートル、全長は400メートルほどだ。中国の青島空母母港に新設された空母用埠頭の全長は560メートル以上、幅は120メートルに達している。米軍の空母停泊の基準によると、中国の新空母母港の埠頭の両側には、排水量が10万トンを超える原子力空母を同時に1隻ずつ停泊できる。
これと比べ、米軍の横須賀基地には大型の突出埠頭がなく、海岸線と平行の埠頭しかない。仏トゥーロン軍港の空母シャルル・ド・ゴールの突出埠頭の全長は330メートル、幅は30メートルに達する。露セヴェロモルスク海軍基地の空母用埠頭もまた、海岸線と平行の埠頭だ。これらの比較対照により、中国空母軍港の設計指標が空前絶後のものであることが分かる。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2013年9月18日