中国は周辺外交のアップグレード版を築く好機にある

中国は周辺外交のアップグレード版を築く好機にある。 中国の周辺外交は最近ハイライトが多い。先日、習近平国家主席と李克強総理が立て続けに東南アジアを訪問した。また、ロシア、インド、モンゴルの首相が同時に訪中を開始した…

タグ: 周辺外交 ロシア インド

発信時間: 2013-10-25 13:18:02 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

第18回中露定期首相会談共同コミュニケには、両国の経済・貿易協力の安定した急速な発展の推進に向けて様々な共通認識が盛り込まれた。両国はエネルギー・金融分野の具体的計画を含む20件余りの協力文書に調印した。中印は経済・貿易関係を新たな段階へ押し上げ、工業団地の建設に関する枠組み協議交渉を加速することで同意した。モンゴルのアルタンホヤグ首相は訪中時に第14回中国西部国際博覧会ならびに第6回中国西部国際協力フォーラムに出席した。

経済・貿易協力は机上の空論を振り回しているのではない。3国と中国は実際の行動によって経済・貿易協力の潜在力を開発し、協力の質を高めている。

その3、中国と周辺諸国の関係は堅固さを強めている。中露間の「包括的・戦略的協力パートナーシップ」は中国の構築したパートナーシップの中で比較的特殊なものであり、双方の緊密な結びつきを体現している。ロシア首相の訪中時、両国指導者はこの関係の発展を引き続き積極的に推進する方針を改めて強調した。

インドのシン首相の訪中では、中印国境問題に注目が集まった。双方はこれまでの3つの協定を基礎に、国境防衛協力協定に署名した。中印両国間にはすでに戦略面の相互信頼がある程度構築されている。これは▽両国は国境を含む両国間の問題を友好的協議で話し合うことができている▽国境問題に関する現有の協議・調整制度がうまく運用され、速やかかつ効果的に緊張状態を解消し、国境地帯の平和・安定を守ることができている--ことに表われている。

近年、中国周辺では不確定要素が増加し、中国は一段と厳しい周辺情勢に直面している。だが中国は協力・ウィンウィンが依然周辺外交の主旋律であると考え、近隣国と親しくし、近隣国をパートナーとする方針を堅持し、善隣友好を強固にし、互恵協力を深化し、周辺外交における難題や試練に責任ある姿勢で対処している。地域の圧倒的多数の国々は中国の善意を受け入れており、地域の平和・安定・発展の維持に中国と共に努力することを望んでいる。中国はまさに周辺外交のアップグレード版を築く好機にある。(編集NA)

「人民網日本語版」2013年10月25日

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