(2)ロシア極東への投資の強化。ロシア極東地域の経済投資計画への参加として、今年8月に中国は空港、道路、橋、鉄道、発電所、給水システム、住宅、長距離通信施設などロシア極東のインフラ整備の加速に、50億ドルを投資した。
(3)共同開発。ロシアのノバク・エネルギー相は以前「2013年は露中エネルギー協力のブレークスルーの年だ。石油、天然ガス、石炭、電力、原子力発電所、水力発電所などの分野で双方は協力の意向で合意している」と指摘した。10月18日には中国石油とロスネフチが東西シベリア石油・ガス田の共同開発について協力意向書に署名した。中国石油はガスプロムとも「東ライン」ガス供給協力で価格交渉をまとめており、年内には契約に調印する見込みだ。この他、中露は2014年2月にアムール川(中国名・黒竜江)大橋を共同建設し、相互貿易・往来を一層円滑にする。
(4)ノウハウの提供。ロシア外交学院のバザノフ院長は「投資誘致、投資環境の最適化などの面で中国にはロシアの参考になるノウハウを多く持つ。例えば経済特区の設立、インフラ整備、関連サービス施設の建設などだ」と指摘した。(編集NA)
「人民網日本語版」2013年10月31日