日ロ2+2会談 中国けん制の狙いは空振りに

日ロ2+2会談 中国けん制の狙いは空振りに。 日本の岸田文雄外相、小野寺五典防衛相は11月2日、ロシアのラブロフ外相、ショイグ国防相と日ロ初の外相・防衛相「2+2」会談を開いた。アナリストは、日本は会談の中で実質的な成果を得なかったとしている。まず、日本の中国けん制の意図が、空振りに終わった…

タグ: ロシア 会談 2+2 中国けん制 北方領土

発信時間: 2013-11-04 10:31:13 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

アナリストは、日本は会談の中で実質的な成果を得なかったとしている。まず、日本の中国けん制の意図が、空振りに終わった。朝日新聞は、「日本にとって同会談の主要目的は、ロシアとの関係強化による中国けん制だ。しかしロシアは日本の、会談により中国をけん制するという観点に、強い反発を示した」と分析した。モルグロフ外務次官は会談前に、中国けん制論を否定した。日本の出席者は、「日本側は中国に関する発言をしたが、ロシアからは相手にされなかった」と語った。

次に、北方領土(ロシア名・南千島群島)問題で、いかなる進展も得られなかった。日本は協力を強化し、関係を密接にすることで、北方四島問題の解決を促そうとした。しかしロシアは経済協力強化を優先し、領土交渉に触れようとしなかった。それから、ロシアは日米のミサイル迎撃システムの配備に対して、深刻な懸念を表明した。小野寺防衛相は、「これは日本国内の自衛に過ぎず、純粋な自衛の手段だ」と強調したが、ショイグ国防省は記者会見で、「これはアジア太平洋地域の戦略的バランスを損ねる可能性がある」と表明した。

凌氏は、「ロシアは、アジアにおける地位を高め、米国の日本に対する影響力を弱めるという、予定していた目的に達した」と指摘した。

「中国網日本語版(チャイナネット)」 2013年11月4日

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