中国共産党第十八期中央委員会第三回全体会議が9日から開催されていますが、ポーランドの主要メディアもこれに注目しています。
ポーランド通信社は文章を発表し、「中国共産党は今まで、各期の中央委員会の第三回全体会議で最も重要な政策を発表する伝統がある。35年前の第十一期中央委員会第三回全体会議で改革開放政策を決定した」としました。また、「今回の会議では、政治や経済、文化、社会、環境保護など幅広い分野の改革措置が発表される見通しだが、中でも国民の期待が最も高いのは司法分野の改革と腐敗取締りの新しい措置だろう」としています。さらに、今年始動した上海自由貿易試験区を、30数年前に設立された深セン経済特区と比較して紹介しました。
ポーランドのテレビ局「TVN」はウェブサイトに文章を掲載し、「経済問題が最も重要な議題となるだろう。中国の与党の指導層は新たな経済成長モデルを模索している。輸出に依存するという従来の方法から、内需拡大やハイテク産業の振興によって成長を保とうとしている」と述べています。
「中国国際放送局日本語版」2013年11月10日