2013年11月12日中国共産党第18期中央委員会第3回全体会議にて採択 中国共産党第18期中央委員会第3回全体会議は2013年11月9日から12日まで北京で開催された。
今回の会議には、中央委員204人と中央委員候補169人が出席した。中央紀律検査委員会常務委員会委員と関連部門の責任者が会議に列席した。第18回党大会の一部の代表と専門家・学者も会議に列席した。
全体会議は中央政治局によって進められた。中央委員会の習近平総書記が重要講話を行った。
全体会議は、習近平総書記が中央政治局の委託を受けて行った活動報告を聴取・討論し、「改革の全面的深化における若干の重大な問題に関する中共中央の決定」を審議・採択した。習近平総書記はこの「決定」(討論稿)についての説明を全体に向けて行った。
全体会議は、第18回党大会以来の中央政治局の活動を高く評価し、次のような評価で一致した。非常に複雑な国際情勢と困難で重大な国内改革発展の安定化任務に対して、中央政治局は、第18回党大会と一中全会、二中全会の精神を全面的に貫徹し、中国の特色ある社会主義の偉大な旗を高く掲げ、トウ小平理論と重要思想「3つの代表」、科学的発展観を指導として、全党と全軍、全国各民族の人々を結束・統率し、安定を保ちつつ進歩を求めるという活動全体の基調を堅持し、安定成長・構造調整・改革促進に尽力し、各種のリスクや試練に落ち着いて対応し、社会主義経済建設・政治建設・文化建設・社会建設・エコ文明建設を全面的に推進し、党による偉大な新事業の建設を全面的に推進し、党の大衆路線教育実践活動を着実に推進し、各項の事業は新たな進展を実現し、発展の成果がさらに多くさらに公平に国民全体に行き渡ることを推進し、第18回党大会精神を徹底する最初の年の良好なスタートを実現した。
全体会議は、党の第11期中央委員会第3回全体会議開催から35年にわたる改革開放の実践の成功と偉大な成果を高く評価し、改革の全面的深化における若干の重大問題について検討し、改革開放は、党が新たな時代環境において全国各民族の国民を率いて行った新しく偉大な革命であり、現代中国の最も際立つ特色であり、現代中国の運命を決定した要となる選択であり、党と人民の事業が時代に急速に追いつくための重要な思想となったと評価した。新たな情勢における新たな任務に立ち向かい、小康(ややゆとりのある)社会を全面的に実現し、富強・民主・文明・調和の社会主義近代化国家を建設し、中華民族の偉大な復興という中国の夢を実現するには、新たな歴史的起点において改革を全面的に深化させなければならない。