程氏は「現在の国際・地域情勢は複雑で変化に富み、世界経済は回復力が不足している。加盟国は上海協力機構の団結によって安定を図り、協力によって発展を図ることに一層大きな期待を寄せており、上海協力機構は発展の重要な時期にある。李克強総理は今回、各国首相と共に、上海協力機構の過去1年間の各分野での協力の進展状況を総括し、上海協力機構の発展が直面する情勢を深く分析し、ビシュケクサミット・コンセンサスを実行に移し、上海協力機構の実務協力の重要な措置について計画を立てる。李総理は発言で上海協力機構の実務協力の成果と経験を総括し、新たな情勢や任務と結びつけて、各国の関心やニーズに同時に配慮し、指導的で長期的効果のある、運用可能な協力イニシアティブを打ち出し、近隣国と親しくし、近隣関係を安定させ、近隣国の経済成長を促進する外交方針と『親、誠、恵、容』の外交理念を十分に具体化する。会議は共同声明を発表する。『上海協力機構加盟国政府間国際道路運輸円滑化協定』が今回の首相会議で署名される見通しだ。この協定は連雲港からサンクトペテルブルクまでを結ぶユーラシア交通運輸路開通の条件を整え、各国間の経済・貿易往来と人的・文化交流の一層の緊密化、地域経済の発展にとって重要な意義を持つ」と指摘した。
程氏は「今回の会議は上海協力機構オブザーバー国であるモンゴル、パキスタン、イラン、インド、アフガニスタンの相応のレベルの指導者、国連、独立国家共同体(CIS)など国際組織の担当者も招待している。慣例によって首相会議、拡大会議、文書調印式などを行う。会期中、李総理はウズベキスタンおよび関係国の指導者と2国間会談を行い、2国間関係や共通関心事について意見交換する」と表明した。(編集NA)
「人民網日本語版」2013年11月21日