中国空軍報道官の申進科大佐は29日北京で、東中国海の防空識別圏に同日進入した外国軍機を中国空軍が識別、確認し、識別圏内の空中目標に対する常態化有効監視コントロールを実現したと発表した。
申進科報道官によると、29日午前、中国空軍の「蘇―30(Su30)」、「殲―11(J11)」などの主力戦闘機が緊急発進し、米国のP―3、EP―3偵察機を2回、2機確認し、東中国海防空識別圏に進入した日本のE―767、P―3、F―15の三つのタイプの航空機を7回、10機識別した。
申進科報道官は、中国空軍は東中国海防空識別圏の空中パトロール任務遂行以来、海軍の関係部隊と共に使命・任務を忠実に果たし、防空識別圏に進入した外国軍機の全航程を監視し、迅速に識別し、その種類を確認していると述べた。
申進科報道官は次のように強調した。東中国海防空識別圏の空中パトロールの任務に当たっている空軍、海軍パイロットは常に準備を怠らず、緊密に協力し、空の安全を共に守っている。
(新華網日本語)2013年12月1日