■中国語を好んで披露
キャメロン首相訪中前の11月29日、新浪微博(ウェイボー・ミニブログ)上に「@英国首相」というアカウントが登場。在中国英国大使館の公式アカウントを通じて、キャメロン首相本人のアカウントであることが確認された。12月3日までにフォロワーは20万人を突破し、中国語で7件の投稿があった。
中国語を披露して中国の市民と交流する外国政府要人は、実は少なくない。朴氏は清華大学での講演の冒頭、中国語を披露した。余り流暢ではないが、古典の言葉やことわざを使いこなした。訪中前の付け焼刃ではなく、本格的な中国語学習歴のある外国政府要人も少なくない。オーストラリアのラッド前首相(中国語名・陸克文)は2008年に北京大学で講演した際、「中国には『天も地も恐れない。ただ外人が中国語を話すのを恐れる』という言葉がある」と中国語でおどけた。ラッド氏は微博の認証アカウントで「陸さん」と名乗り、「実は私は英語も話せるんです」と冗談も言う。カザフスタンのマシモフ前首相は武漢大学法学部で学位を取得。首相に就任して母校を再訪すると、もっぱら中国語を話し、「武漢の半同郷人」と自称した。報道によると、北京訪問時には「同郷人」の呉儀元副総理に武漢方言で挨拶までした。
「こうした行為は通常、首脳の個人的意向によるものだが、実際の状況に応じて調整されることもある。中国語を話す外国政府要人は好感度を上げることができる」と于氏は指摘した。(編集NA)
「人民網日本語版」2013年12月4日