劉雲山・中共中央政治局常務委員(中央書記処書記)は9日午後、第6回ASEANプラス3(中日韓)メディア協力シンポジウム参加の外国側代表と人民大会堂で会見した。
劉氏は「中国と周辺国は運命が相連なり、中国の夢とアジアの夢の目標は相通じ、安定した平穏な地域環境を築くことは中国自身の発展にとって必要なだけでなく、平和を愛する周辺国全てに共通する期待でもある。中国の党と政府は『親しみ、誠意、互恵、寛容』という対周辺外交理念を実行し、ASEANおよび東アジア諸国と共に地域さらには世界の平和と安定をしっかりと守ることを望んでいる」と表明。
「メディアは交流・協力促進の重要なプラットフォームだ。各国メディアが人員交流とニュース交換など様々な形式の協力を通じて心をつなぐ橋を架け、プラスのエネルギーを伝え、諸国民間の相互理解と相互信頼を強化し、地域協力を支える民意の土台を固めることを希望する」と述べた。また、中共第18期三中全会と改革の全面的深化の状況について説明した。
ASEAN事務局Public Affairs担当の李鍵雄氏は「アジア諸国の未来は緊密に相連なっており、ASEANプラス3メディア協力は地域の平和と安定の促進に積極的で建設的な役割を発揮してきた」と述べた。
人民日報社の張研農社長、楊振武編集長も出席した。(編集NA)
「人民網日本語版」2013年12月10日