J-15艦載機、給油吊り下げポッドを搭載か

J-15艦載機、給油吊り下げポッドを搭載か。 このほどネット上で公開された、J-15艦載機が空母「遼寧艦」から発艦する様子をとらえた写真を見ると、機体両側の空気取入口の中心線に大型の搭載物があることが分かる。その頭部の外観とサイズはHY-6給油機の使用している空中給油吊り下げポッドに似ており…

タグ: J-15 艦載機 給油 ポッド 搭載

発信時間: 2013-12-12 09:52:27 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

このほどネット上で公開された、J-15艦載機が空母「遼寧艦」から発艦する様子をとらえた写真を見ると、機体両側の空気取入口の中心線に大型の搭載物があることが分かる。その頭部の外観とサイズはHY-6給油機の使用している空中給油吊り下げポッドに似ており、J-15のYJ-83対艦ミサイルよりはるかに大型だ。J-15はペア給油機のプロトタイプ機になる可能性が高い。

ペア給油は、1機の戦闘機に給油吊り下げポッドを取り付け、チューブによりもう片方の戦闘機に給油を実施することを指す。

遼寧艦は来年にJ-15の初のペア給油実験を実施すると予想されている。これに成功すれば、中国は米・ロ・英・仏に続き、艦載機のペア給油能力を持つ世界5番目の国になるだろう。

軍事評論家の李小健氏は湖北衛視の取材に応じた際に、「専門的な大型給油機は敵の攻撃を避けるため、離れた空域で空中給油を実施するしかない。一方でペア給油は、大規模な給油部隊を必要としない。ペア給油機は戦闘機と共に飛行し、一定の武器を搭載できる。空中の脅威に遭遇した場合、高い自衛能力を持つ」と説明した。

ペア給油は主に実戦において起こりうる緊急事態に対応する。軍事専門家の杜文竜氏は中国中央電視台(CCTV)の取材に応じた際に、「飛行の過程において、艦載機は敵機の攻撃により燃料漏れが発生し、残りの燃料で空母に帰還できない場合がある。その際には、一定の燃料と給油用のチューブを搭載したペア給油機が必要だ。空中で艦載機に給油し、安全に空母に戻れるようにする」と指摘した。

艦載機が実戦において故障した場合も、自力で着艦できなくなるため、ペア給油機から給油を受け、空母着艦の能力を確保する必要がある。

「中国網日本語版(チャイナネット)」 2013年12月12日

iphoneでもチャイナネット!

日本人フルタイムスタッフ募集    中国人編集者募集
「中国網日本語版(チャイナネット)」の記事の無断転用を禁じます。問い合わせはzy@china.org.cnまで
 

コメント

コメント数:0最新コメント

コメントはまだありません。