フィリピンのアテネオ・デ・マニラ大学の政治学部国際問題のリチャード・ジャバド・ヘイダリアン教授は17日、「環球時報』に対し、ケリー国務長官の南アジア訪問の主な目的は、同地域の国に「アジアリバランス」戦略を引き続き進める決意と承諾を示し、フィリピンなどの盟国を落ち着かせ、安心させることだと話した。
シンガポールの南洋理工大学ラジャラトナム国際研究院の胡逸山上席研究員は17日、「環球時報」に対し、「米国とベトナムは冷戦時は不倶戴天の敵であり、両国が手を組むのは中国に向けたものであることは間違いない。ベトナムと中国の間には南中国海問題があり、米国は近年アジア太平洋戦略に力を入れ、中国の同地域における影響力を抑えようとしている」と述べた。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2013年12月18日