中国外務省の華春瑩報道官は20日、中国とバングラディシュ、インド、ミャンマーによる「経済回廊」構築に関する第1回会議が開かれ、4ヵ国が正式に政府の推進による協力メカニズムを構築したことを明らかにしました。
中国、バングラディシュ、インド、ミャンマーによる『経済回廊』合同作業グループの第1回会議は今月18、19の両日、昆明市で開催され、4ヵ国の政府関係者や関連の国際機関の代表が出席しました。華報道官は「会議では『経済回廊』の見通し、優先協力分野、メカニズム構築などについて話し合い、交通インフラ整備や投資、貿易、流通、人的および文化交流など、具体的な分野における協力について、共通認識に達した。さらに、会議概要をはじめ、中国とバングラディシュ、インド、ミャンマーによる『経済回廊』合同研究計画に署名し、4ヵ国の政府推進による協力メカニズムを構築した」と説明しました。
華報道官は「『経済回廊』構想は今年5月、李克強首相がインド訪問中に提案し、インド、バングラディシュ、ミャンマーに歓迎されたもので、4ヵ国の友好協力関係を深め、東アジア、南アジア地域の連携を図る重要な意義を持っている」と述べました。
「中国国際放送局日本語版」2013年12月21日