大西氏も「安倍氏の政治的基盤は日本の衰退に我慢できず、中韓両国の台頭を憂慮するナショナリストにある。これが対等・互恵的な東アジア国際秩序の構築を妨げており、過去の侵略戦争の肯定にもつながる。中韓および米国を含む各国は共に安倍政権の外交姿勢を厳しく批判すべきだ」と表明した。
安倍氏の内外政策の右傾化は野党と専門家、学者の批判だけでなく、一般市民の反対も招いている。
藤田高景氏(64)は、安倍政権が村山談話改竄をもくろんでいることに鑑み、複数の学者やジャーナリストと共に、今年11月11日に「村山談話を継承し発展させる会」を設立した。藤田氏は人民日報に「安倍晋三氏は首相に返り咲いてから、歴史問題で誤った発言を繰り返して、日本国の運命を危機にさらさせた。再び戦争を発動しようと企てる安倍政権の行動を必ず阻止しなければならない。村山談話の意義を再確認し、村山談話の精神の後の代に伝え、非戦、平和国家を核心とする日本国憲法をめぐり様々な活動を展開して、国際社会の信頼を勝ち取らなければならない」と表明。「日本政治は全面対決の時代を迎えつつある。右傾化との闘争だ」と語った。(編集NA)
「人民網日本語版」2013年12月26日