日本共産党機関紙「赤旗」(5日付)によると、同党の志位和夫委員長は安倍晋三首相の靖国神社参拝を強く批判した。
志位委員長は「靖国神社は第2次大戦中に日本国民を戦場に動員する道具としての役割を担い、現在では日本軍国主義による侵略戦争を美化する特殊な施設となっている。安倍首相が靖国神社を参拝することは、侵略戦争を肯定し、美化する立場を全世界に表明することだ。安倍首相は自己弁明を繰り返し、『不戦の誓い』もしたが、実際には靖国神社ほど『不戦の誓い』にふさわしくない場所はない」と指摘。「安倍首相の全ての行いは、今日の国際秩序に対する正面からの挑戦であり、断じて許すわけにはいかない」とした。
志位委員長はさらに「安倍首相は右翼勢力にこびを売る行動によって、全世界を敵にまわした。このような行動を続けるなら、日本は世界のどの国からも信頼されなくなる」と強調した。(編集NA)
「人民網日本語版」2014年1月6日