ニューヨーク保釣(釣魚島防衛)連合会、中国平和統一促進会、南京大虐殺遭難同胞記念連合会、ニューヨーク華人社会団体連合会、フラッシング助け合い隊など華僑団体および米国東部の華人・華僑の代表は8日、厳しい寒さもものともせず、ニューヨークの日本総領事館前で安倍晋三首相による靖国神社参拝に抗議するデモを行った。デモ参加者は安倍氏が中国とアジアの人々の感情を顧みず、A級戦犯を祀る靖国神社を参拝したことを激しく非難。日本総領事館に抗議文を手渡した。人民日報海外版が伝えた。
1997年に釣魚島(日本名・尖閣諸島)上陸を試みたニューヨーク保釣連合会の陳憲中会長は「安倍による靖国神社参拝は第2次大戦中に殺害されたアジアの人々を侮辱し、傷つけるものだ。靖国神社はA級戦犯14人およびBC級戦犯3000人を祀っているからだ。これら戦犯を祀り礼拝することは、安倍が日本の発動した中国侵略戦争、アジア侵略戦争の犯罪行為を否認し、引き続き大日本の企みを展開して、機会をうかがって日本を侵略能力のある国にしようと妄想していることを示している。これはアジアさらには全世界にとって脅威だ。アジアの人々が団結して、安倍の靖国神社参拝と日本軍国主義の復活に反対することを希望する」と述べた。
フラッシング助け合い隊の朱立創隊長は「目を覚ますよう日本人に呼びかける。日本軍の中国侵略の罪を忘れてはならない、軍国主義の道へと安倍に日本を導かせてはならない」と述べた。