程永華駐日大使:日本右翼勢力の歴史逆行を断固阻止

程永華駐日大使:日本右翼勢力の歴史逆行を断固阻止。 私は中国の駐日大使として、直ちに指示を受けて日本外務省の責任者と会見したほか、日本の各大手メディアのインタビューに応じて、極めて大きな憤りと強い抗議を表明した…

タグ: 安倍晋三 右翼勢力 阻止 歴史問題

発信時間: 2014-01-13 14:09:03 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

日本の安倍晋三首相は昨年12月26日、第2次大戦のA級戦犯を祀る靖国神社を頑迷にも参拝した。私は中国の駐日大使として、直ちに指示を受けて日本外務省の責任者と会見したほか、日本の各大手メディアのインタビューに応じて、極めて大きな憤りと強い抗議を表明した。(文:程永華・駐日中国大使)

率直に言って、日本の指導者による靖国参拝は昨年1年間私が最も心配していた事だった。安倍氏は首相に返り咲いて以来、第1次安倍内閣時に靖国神社を参拝できなかったことを「痛恨の極み」と繰り返し公言し、参拝の意向を度々漏らしてきた。私は日本上層部への働きかけを繰り返し「靖国参拝は越えてはならぬ一線であり、中日関係に致命的打撃を与える」と強調してきた。安倍氏が参拝することを事前に察すると、私と大使館は直ちに全力で阻止に取りかかり、最後の最後まで続いた。だが安倍氏は耳を貸さず、独断専行した。

この行為は国際正義と人類の良識への公然たる挑戦であり、中韓など第2次大戦の被害国国民が激しく非難しただけでなく、良識ある日本国民や国際社会も次々に糾弾した。安倍氏が状況予測を誤り、自身にとっても自国にとっても不利で、それ以上にアジア太平洋の平和・安定を損なう事をしたことは、事実によってすでに証明されているし、今後も証明され続ける。

日本の指導者による靖国参拝は歴史問題における逆行であり、侵略の確定評価を覆し、歴史を逆行させる企てだ。靖国神社は戦前は日本軍国主義の対外侵略戦争の精神的支柱であり、現在もなお第2次大戦のA級戦犯14人を祀り、「侵略有理」の軍国主義史観を頑なに堅持し、喧伝している。日本の指導者による靖国参拝は事実上、「靖国精神」と「靖国史観」への直接的または間接的な肯定だ。これは一体アジア諸国さらには世界にどのようなメッセージを発しようとするものなのか?日本国民をどこへ導こうとするものなのか?

1   2   3    


iphoneでもチャイナネット!

日本人フルタイムスタッフ募集    中国人編集者募集
「中国網日本語版(チャイナネット)」の記事の無断転用を禁じます。問い合わせはzy@china.org.cnまで
 

コメント

コメント数:0最新コメント

コメントはまだありません。