米国の極超音速武器
米国は現在、X-51やHTV-2などの実験を進めている。米軍はX-51A、HTV-2により検証される極超音速技術を、未来の戦局を変える重要技術ととらえている。昨年のX-51A極超音速飛行機の検証機は、水平速度がすでにマッハ5に達しており、現在成功に最も近い極超音速飛行機とされている。
米空軍は2010年に、10年内に通常兵器による「即応グローバルストライク計画」を実施すると発表した。X-51AとHTV-2は、1時間内に世界のいかなる場所に対しても正確な攻撃を実行するという、同システムの発展の重要な一環だ。中国の某軍事専門家は14日、「他国などの防衛型の国家に、ハイテク武器の開発を促した張本人は米国だ。米国が最も早くハイテク通常兵器を発展させ、このバランスを打ち破った」と指摘した。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2014年1月16日