■食事:セルフサービス、家庭料理が中心
今年の地方両会では浙江省、新彊維吾爾自治区、雲南省、江蘇省、貴州省、河南省、甘粛省、湖北省、重慶市、天津市、広東省、広西チワン族自治区、四川省がセルフサービス式の食事を採用。高級料理や酒を用意しないことも各地の共通認識となっており、メニューは家庭的な料理が中心だ。
雲南省などの両会は各代表団、大会事務局による宴席や贈り物の贈呈なども禁じた。江蘇省、新疆維吾爾自治区、北京市などの代表や委員の滞在するホテルでは、フルーツを用意することも止めた。
■専門家「形式の簡素化は実質の進歩につながる」
南京師範大学行政学部の趙暉教授は「会議の内容を確保したうえで、会期を短縮し、会議スタイルを変えることは中央の精神に合致する。両会の会議スタイルの簡素化と会期の短縮によって浪費を避けることができる。長く堅持すべきだ。全国各地の両会の大規模な簡素化は流儀の変更という強いメッセージを参加者に伝えた。会期の短縮、会議スタイルの変更は形式的に会議の効率を高め、両会の実質の進歩につながる。将来は日常の職務の中で自発的に会議時間を短縮し、効率を重んじるよう参加者を後押しし、全国の行政機関の仕事の流儀に変化をもたらす可能性がある」と指摘した。(編集NA)
「人民網日本語版」2014年1月23日