三、感情のこもった改革の描写
活動報告を通読すると、「食卓上の汚染を防止し、舌の上の安全を着実に保障する」、「貧困に戦いを挑むように、汚染に戦いを挑まなければならない」といった気持ちを高ぶらせ心を動かす表現が少なくとも数十箇所にあることが分かる。出席者はそのほぼすべてに大きな拍手を送った。
これらの表現を新指導部の気持ちの表れとしてとらえるよりは、新指導部が改革に加わるよう全国民に呼びかけていると理解するべきだ。改革はままごとではなく、政府だけのことでもなく、すべての人の利益と密接に関わる変化である。改革はすべての人の力を集め、すべての人の改革の熱意を動員する必要がある。この角度から見ると、今回の政府活動報告は、国民全体を元気づける働きかけと言える。(筆者:王文 中国人民大学重陽金融研究院執行副院長)
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2014年3月5日