上海代表団の審議に参加する習総書記。
習近平中共中央総書記(国家主席、中央軍事委員会主席)は5日午後、第12期全人代第2回会議の上海代表団の審議に参加した。
自由貿易試験区の建設の加速について、習総書記は「自由貿易試験区の建設は、党中央が新たな情勢下の改革開放を推進するために打ち出した重大な措置だ。国際的に通用するルールをしっかりと把握し、国際投資・貿易ルールと連結する基本制度システムと監督・管理モデルの形成を加速し、資源配分における市場の決定的役割を十分に発揮するとともに、政府の役割をより良く発揮する必要がある。大胆に突き進み、大胆に試み、自主的に改め、他の地でも採用可能、普及可能な新制度をできるだけ早く形成し、投資・貿易の円滑化、監督・管理の効率化、法制環境の規範化の加速において先行して試み、有用で有効な成果を上げる必要がある。サービス業の対外開放を拡大し、世界の先進的ノウハウを導入し、サービス業の水準を高める必要がある。自由貿易試験区でストレステストを行い、各方面で発生しうるリスクをしっかりとコントロールし、システム的リスク、特に金融リスクへの防衛策を的確に行う必要がある」と強調した。(編集NA)
「人民網日本語版」2014年3月6日