中国の国防費、増加分の三大用途

中国の国防費、増加分の三大用途。 第12期全人代第2回会議に提出された予算案によると、2014年の中国の国防予算は前年比12.2%増の約8082億3000万元となった。中国の国防費は4年連続で二桁の伸びを続け、初めて8000億元を突破した…

タグ: 国防費 増加分 用途

発信時間: 2014-03-07 09:14:05 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

 

■全資金を戦力建設に

 

「中国の国防費の増加は適度なもので、規模は限られたものだ」。解放軍総後勤部の孫黄田副部長は「われわれは資金投入が比較的少なく、効果が比較的高い国防・軍近代化の道を揺るがず歩み続け、全ての資金を戦力建設の肝要な部分にしっかりと用いる」と表明した。

孫氏は今年の国防費の増加分の主な用途として次の3つを挙げた。

(1)世界の新たな軍事変革の趨勢に順応し、中国軍の武器・装備の近代化水準を着実に高め、武器・装備の全体規模の抑制を前提に、立ち後れた装備を淘汰・更新し、旧式装備をアップグレード・改造する。

(2)国の経済・社会発展に順応し、末端部隊の勤務、訓練、生活環境を重点的に改善する。

(3)軍の体制編制と政策制度の調整・改革を踏み込んで推進し、軍民融合の深い発展を推進し、軍管理システムの近代化を加速する。

孫氏は「中国は発展途上国で、人口が多く、基盤が弱く、経済発展と民生改善が最優先だ。国防費の増加は適度なものであり、規模は限られたものだ。世界の主要国と比べ、中国の国防費は対GDP比でも、国民1人当たりでも、軍人1人当たりでも、比較的低い水準にある」と指摘した。

TwitterFacebookを加えれば、チャイナネットと交流することができます。
     1   2   3    


iphoneでもチャイナネット!

日本人フルタイムスタッフ募集    中国人編集者募集
「中国網日本語版(チャイナネット)」の記事の無断転用を禁じます。問い合わせはzy@china.org.cnまで
 

コメント

コメント数:0最新コメント

コメントはまだありません。