2013年、中国は多くの困難に遭遇した。食卓の安全は人々の不安をかきたて、多くの地方で発生した煙霧は人々を窒息させ、経済成長は減速し、社会的関係の緊張は解けなかった。「美しい中国」や「幸福な中国」に対する中国人の渇望がこれほど高まったことはないだろう。李克強総理は、国民生活の苦難を深く理解し、「食卓への汚染の解決に取り組み、『舌の上の安全』をしっかりと保障する」「貧困に戦いを宣言したのと同様、汚染に対しても戦いを宣言する」「金融の流れをスムーズにし、小型の企業や『三農』(農村、農業、農民)などの実体経済に流れが行き渡るようにする」「国民の望みは我々の施政の向かう先である」などと明言した。
李克強総理は、その誠実で実務的な態度によって人々の感服を集めている。李克強総理のそうした態度の背景となっているのが、「民惟邦本、本固邦寧(たみこれくにのもとなり。もとかたければくにやすし)」(民は国の本で、本が固ければ国は安泰だ)という信念であり、揺らぐことのない改革への意志であり、厳格で迅速な一つ一つの改革の措置である。
中国はこの一年、困難の中で前進し、いばらの道を切り開いて来た。改革は2014年、前進なしには後退を迫られる攻撃戦の局面を迎える。「克強スタイル」の感化と励ましの下、中国国民は困難を恐れずに突き進み、改革の中で難関に取り組み、着実な実行の中でさらなる前進を続けていくことだろう。(編集MA)
「人民網日本語版」2014年3月7日