習近平国家主席は25日、英国のキャメロン首相とオランダで会談した。
習主席は「昨年12月にキャメロン首相の訪中が成功したことで、両国関係に新たな1ページが開かれた。双方が引き続き共に努力して、相互尊重、互いの重大な関心への配慮を基礎に、ハイレベル交流を継続し、中英首相年度会談、中英戦略対話などの枠組みを活用して、意思疎通と協力を強化することを希望する。双方は原発、高速鉄道、ハイテク、金融分野で模範性の強いフラッグシップ・プロジェクトを築き、教育、科学技術、メディアの交流・協力を深化し、人的往来を円滑化すべきだ。中国はEUにおける英国の重要な地位を重視している。中国・EU自由貿易圏のフィージビリティスタディの推進において英側が先頭に立つ役割を発揮することを希望する」と表明した。
キャメロン首相は「英国は英中関係の発展に尽力しており、中国側と共に努力して、双方のハイレベル相互訪問および各対話枠組みの前向きな成果を確保し、大型投資事業を達成することを望んでいる。英国はEU・中国投資協定の早期締結を支持しており、EU・中国自由貿易圏を推進する過程で積極的役割を発揮したいと考えている」と表明した。(編集NA)
「人民網日本語版」2014年3月26日