フィリピンの中国提訴、失敗に終わる一人芝居に

フィリピンの中国提訴、失敗に終わる一人芝居に。 フィリピン外務省は3月30日にマニラで記者会見を開いた。アルバート・デルロサリオ外相は、「フィリピンは中比の南中国海の領土を巡る係争について、国連の仲裁裁判所の規定に基づき、訴状を提出した」と発表した…

タグ: フィリピン 提訴 失敗 

発信時間: 2014-04-02 14:54:44 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

フィリピン外務省は3月30日にマニラで記者会見を開いた。アルバート・デルロサリオ外相は、「フィリピンは中比の南中国海の領土を巡る係争について、国連の仲裁裁判所の規定に基づき、訴状を提出した」と発表した。

フィリピンのやり方について、海外の専門家・学者は取材に応じた際に、「フィリピンのやり方には何らの法的根拠もなく、仲裁は法的にいかなる拘束力・強制力も持たない」と語った。

オーストラリアの法律専門家パット・マネラグ(音訳)氏は、「すべての司法裁決は事実を根拠としなければならないが、フィリピンには何らの法的根拠もない。私は南中国海の歴史を研究しているが、黄岩島(スカボロー礁)は中国が1279年に最も早く発見し、中国が1935年に最も早く命名した」と語った。

この専門家は、「このすべての過程において、フィリピンの参与は認められない。さらにフィリピンの歴史を見ていこう。フィリピンは1899年から1987年の80−90年間の、6回に渡り改正された憲法の中で、南沙諸島のいかなる島嶼もフィリピンの版図に収めておらず、中国が黄岩島の主権を宣言してから62年後の1997年になり主権を主張した。この主張は馬鹿げたものだ」と指摘した。

同専門家は、「1898年の米国とスペインのパリ条約、1900年の米国とスペインのワシントン条約、1930年の英米条約といった国際条約では、中国が黄岩島などの島嶼の主権を持つことを明確に支持した。事実と法律がすべてはっきりしており、黄岩島の領土主権は中国に属し、異議を唱えるべきではない。フィリピンがどのような理由により、黄岩島の主権を持つと宣言したとしても、それは法律に対する挑戦だ」と述べた。

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