プーチン氏の訪中、中ロ関係の先行きは?

プーチン氏の訪中、中ロ関係の先行きは?。 ロシアのプーチン大統領は5月20日より訪中日程を開始し、アジア信頼醸成措置会議(CICA)上海サミットに出席する。今回の訪問は異なる意義を持ち、3つの見所に注目が必要だ…

タグ: プーチン ロシア 訪中 エネルギー

発信時間: 2014-05-21 09:53:23 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

(2)ロシア社会・経済の長期的な発展を保証するため、地域の発展のバランスを調整する。両国はこのほど、極東で複数の大型プロジェクトを調印した。中国国家開発銀行とロシア極東開発省は50億ドルの資金融資協定を結び、中国企業の極東地区でのプロジェクト開発を進めることになった。中国石油天然ガス集団公司は、露ヤマルLNG事業の20%の株式を取得した。中ロを結ぶ初の鉄道橋、同江鉄道大橋が建設を開始した。ロシアがシベリア鉄道やバイカル・アムール鉄道の改造などのプロジェクトに取り組み、中国がシルクロード経済ベルトの建設を実施することで、両国の極東での実務的な協力が期待できるようになる。

(三)国際協力をいかに推進するか?

中ロは、重大な国際問題における両国の一致した原則的な立場を、地域・世界の安定の重要な要素としている。双方は世界における戦略的な協力を強化する意向を持っている。紛れもなく、双方は相手国の革新的な利益を巡る問題で、相互支援を強化することになる。また双方は国際構造の重点が西から東に移るという戦略的な判断から、BRICs、上海協力機構、G20などの枠組み内での協力をより重視している。これはウクライナ危機を迎えたロシアの必然的な選択肢となっている。(筆者:欧詔 国際問題専門家)

「中国網日本語版(チャイナネット)」 2014年5月21日

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