中ロ合同軍事演習 プランなしの対抗が注目集める

中ロ合同軍事演習 プランなしの対抗が注目集める。

タグ: 中ロ海上合同軍事演習 プランなしの対抗

発信時間: 2014-05-22 15:43:16 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

中ロ海上合同軍事演習「海上連合-2014」は22日、実戦訓練に入り、参加する艦艇は演習海域に向かい多項目の演習を繰り広げている。専門家は、今回の合同演習は規格が高く、参加する装備は戦役と戦術の各レベルを示し、うち双方の艦艇が混合編隊を形成し初の自主対抗を実施する点は今回の演習の最大の見所だとしている。

国防大学戦略部の梁芳教授は、「周知の通り、軍事演習の中で自主対抗は難しく、過去の演習で双方は位置や手順、プランを設定して行ったが、今回は交流なしで行う。これにより、双方は相手側の武器、装備の性能、戦術の規範に対する理解を大幅に深め、互いに学び、戦術に磨きをかけることができる。両国の兵士の間の相互理解を深め、私たちの戦略や戦術も大幅に向上した」と述べた。

張軍社氏も梁芳教授の見方に賛同し、「双方の艦艇が初めて混合編隊を形成することのメリットは、これを通して双方は相手側の装備の性能を知り、双方の戦術と作戦理念の交流を促し、総合性を高め、双方の共同作戦の能力を高めることができた」と話した。

今回の演習に、中ロ海軍は主力艦艇を参加させ、双方から14隻の水上艦、2隻の潜水艦、9機の固定翼機、6機の艦載ヘリコプター、2チームの特殊部隊が集まった。

梁芳教授は、「中ロ双方が出動させる兵力は過去と比べて大幅に高まった。鄭州艦を例にすると、同艦は2013年12月27日に進水した新しい艦艇であり、この新型の052C型ミサイル駆逐艦の演習参加は規格の高さを表している」と述べた。

ロシア側の参加装備について、梁芳教授は、ロシアにとって「ワリャーグ」はロシア太平洋艦隊の非常に重要な艦艇であり、総合攻撃力が強く、太平洋艦隊の高い水準を代表するものだと話した。

また、「双方の参加装備は、戦役と戦術の各レベルを示している。演習全体は中ロ間の全面的な戦略協力パートナー関係、及び地域の脅威と試練に共同対処する目的を示している」とした。

 

「中国網日本語版(チャイナネット)」2014年5月22日

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