現地時間6月2日、アメリカ海軍太平洋艦隊のウェブサイトは、2014年環太平洋合同演習(リムパック2014)に参加する各国の艦艇のリストを更新した。同演習に今年初参加する中国海軍の艦艇も、ついに公開された。
同リストによると、中国海軍は052C型ミサイル駆逐艦(中華神盾艦)の海口号、054A型ミサイル護衛艦の岳陽号、補給艦の千島湖号、病院船の和平方舟号の4隻を派遣し、主催国のアメリカに次ぐ規模の艦隊となる。中国の艦艇は数が多いだけでなく、質の面でも先進的で、中国海軍の対外的な交流活動における自信を示した。
米軍はロナルド・レーガンの空母打撃群を中心とする。海上自衛隊はイージス艦のきりしま、ヘリ搭載大型護衛艦のいせ、P3-C哨戒機3機を派遣する。
リムパックは世界最大規模の海軍の演習で、隔年で実施されている。今年の演習は6月26日に始まり、2つの部分に分かれハワイ沖とカリフォルニア沖で実施される。中国海軍はハワイの活動のみに参加する。中国が同演習に参加するのは初めてで、アジア太平洋の参加国も23カ国に達し、記録を更新した。