米国防総省が発表した「中国の軍事力・安全保障の進展に関する年次報告書(2014)」について、中国外務省の洪磊報道官は6日、「中国は終始、平和的発展の道を歩み、防御的な国防政策を実行しており、これはアジア太平洋地域と世界の平和と安定を維持するしっかりとした力となっている。中国の国防づくりは、国家独立と主権、領土保全を擁護するためであり、主権国家としての正常な権利だ」と述べました。
さらに、洪報道官は「米国は毎年のようにこのような中国の軍事力などに関する報告書を発表し、勝手気ままに論じる。中国としては従来から、これに断固反対している。中国の軍事力をむやみに推測し、評論している。これは完全に別の意図がある」と指摘しました。