中国国防部は26日、北京で定例記者会見を行い、楊宇軍報道官が南中国海問題について記者の質問に答えた。
南中国海問題の責任は中国側にない
南中国海情勢について、楊宇軍報道官は、「国の領土主権と海洋権益を守るため、中国の軍隊が関連海域で常態的な戦備・巡航体制を構築し、中国海軍が南中国海の関連海域で行動することは完全に正当で合法的である。南中国海の一部海域で起きている緊迫状態は個別の国の挑発によるもので、責任は中国側にない。南中国海の平和と安定の維持は各方面の共通の利益に合致する」と話した。
また、「単独で行動し、対抗を引き続き作り出す国は、その全ての責任を負うことになる」と強調した。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2014年6月27日