習近平国家主席とモンゴルのエルベグドルジ大統領は21日にウランバートルで、両国関係を全面な戦略的パートナーシップに格上げすることを発表した。新華社が昨日発表したこの短い情報は、中国・モンゴル国交樹立65周年に、両国関係がさらなる「飛躍」を実現したことを示した。
各地の主要メディアに昨日掲載された署名記事の中で、習主席は21−22日のモンゴル訪問を「親戚まわり」と形容した。
西側メディアはモンゴルの「ご近所付き合い」に対する重視から、西側諸国の投資家との長年に渡る摩擦を経たモンゴルの、中ロに重心を移す切実な願いを読み取った。中国・モンゴルは昨日、国境を跨ぐ物流の協定に調印したことを発表した。これはモンゴルの豊富な資源がスムーズに中国の国境を通過し、中国の港湾から他国に輸出されるようになったことを意味する。
これは両国の相互接続を力強く促進し、モンゴルが近年の経済減速の流れを覆し、経済回復を実現する措置とされている。西側の一部メディアは嫉妬混じりに、「中ロを仰ぐことでモンゴルは未来に進める。多くのモンゴル人は21日の小雨を吉兆としてとらえ、中国の国家元首による11年ぶりの草原の国(モンゴル)訪問が幸運をもたらすことに期待している」と伝えた。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2014年8月22日