中米軍機の接近問題、記者が「ハワイに飛ばしてもいいのか」と反論

中米軍機の接近問題、記者が「ハワイに飛ばしてもいいのか」と反論。 米国務省のジェニファー・サキ報道官は25日、米国の偵察活動は一貫して透明で、事前に中国側に通知していると称した。この発言は、会場にいた中国人記者から疑問視された…

タグ: 軍機 戦闘機 接近 ハワイ

発信時間: 2014-08-27 10:53:15 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

米国務省のジェニファー・サキ報道官は25日、米国の偵察活動は一貫して透明で、事前に中国側に通知していると称した。この発言は、会場にいた中国人記者から疑問視された。

ボイス・オブ・アメリカの報道によると、サキ報道官は月曜日の定例記者会見で米国防総省報道官の先週の発言を繰り返し、中国の戦闘機の行為は危険であり、中国を含む関係者は米国の飛行計画を知っていたはずだと述べた。しかしサキ報道官は同時に、「ケリー国務長官は数ヶ月前に中国で、戦略・経済対話に出席したばかりだ。両国の高官は安全問題について議論を掘り下げた。今回の戦闘機の接近事件の発生を受け、米国は人員の安全について再び意思表示する必要が生じたが、これは米中両国の協力の中断を意図するものではない」と語った。

中国の記者が、「中国がハワイに戦闘機を飛ばした場合は受け入れられるか」と質問すると、サキ報道官はコメントを控えると答え、「すでに起きたことについて推測したくない。米国は今回の具体的な事件に対する重視を示し、中国側に直接説明した」と述べた。

国防総省は、米中双方が26日よりワシントンで、海と空での行動規範を巡って意見交換する作業部会を2日間に渡り開催すると発表した。ウォール・ストリート・ジャーナルは、「米海軍作戦部の高官も出席するが、中国側の出席者は不明だ。双方は既存の多国間における海と空での行動について議論し、両軍の軍機の異常接近問題についても話し合う。米高官によると、中国軍は米軍との良好な関係の構築に努めており、一連の異常接近は中国軍の高官の命令ではなく、一部のパイロットによる独断の行為だった可能性がある。中国の軍機は今年に入ってから少なくとも米海軍の軍機に3回接近し、挑発行為をしている。この3回の異常接近は、南中国海上空の国際空域で発生した」と報じた。

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