外交部のウェブサイトによると、秦剛報道官は福田康夫元首相の中日首脳会談に関する発言について、「中日関係の改善・発展の問題において、中国は一貫した明確な立場を示している。日本は実質的な行動により、両国関係の発展に影響する政治的障害を取り除くよう努力しなければならない」と述べた。
メディアからは、「福田康夫元首相は8月27日に東京で開かれた講演会で、先ほど訪中した際に中国の指導者と会談したと述べた。双方は両国関係に対して同じ危機感をもっており、中国側は対日関係の改善の意向を示したという。また福田氏は、両国首脳のAPEC非公式首脳会議中の会談の実現を促す必要があると述べた。中国側はこれをどうとらえているか?」という質問が上がった。
秦報道官は、「中日関係の改善・発展の問題において、中国は一貫した明確な立場を示しており、これを変えていない。日本はそのことを理解しているはずだ。日本は現実を正視し、誠意を出し、実質的な行動により両国関係の発展に影響する政治的障害を取り除くよう努力しなければならない」と回答した。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2014年8月28日