安倍氏、侵略戦争の発動者となるなかれ

安倍氏、侵略戦争の発動者となるなかれ。

タグ: 抗日戦争 77周年 

発信時間: 2014-09-01 11:05:55 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

7月1日は自衛隊創設60周年記念日だ(自衛隊は1954年7月1日に創設)。安倍首相はこの日を選び、集団的自衛権の解禁を閣議決定した。7月7日は日本の軍国主義による盧溝橋事件勃発77周年記念日だ。77年前に盧溝橋のほとりで銃声が鳴り響き、旧日本軍が全面的な中国侵略戦争を開始し、中華民族の全面抗戦の幕開けとなった。日本は77年前に残酷な中国侵略戦争を仕掛けたが、今日になり集団的自衛権を解禁し、軍拡による戦備を着々と整えている。歴史を忘れることはできず、歴史の悲劇を絶対に再演させてはならない。安倍首相は集団的自衛権を解禁することができるが、再び侵略戦争の発動者になることは許されない。侵略戦争の発動者は、常に侵略戦争に飲まれている。

集団的自衛権の解禁は、安倍首相本人の言葉を借りるならば、「日本がより積極的に平和主義に基づく外交政策に貢献するため」の措置だ。しかしこの目眩ましは概念のすり替えであり、国際世論を欺いている。

集団的自衛権の解禁の根本的な目的は、日本を再び「正常な国」に戻すことだ。この「正常な国」は、その他の覇権的な国のように(戦前の日本のように)、日本の兵力を自由に運用し、日本の国家利益を脅かすと判断される地球上の地域に送り込み、武力を行使することが可能だ。言い換えるならば、この「正常な国」は重要な軍事的影響力を持ち、自由に兵力を操れる「軍事大国」である。これこそが、安倍首相の集団的自衛権の解禁の真の狙いだ。

中国には、好戦的な者は必ず滅びるということわざがあるが、今でもこれは当てはまる。一国の軍事力の発展が、国民・経済・社会の許容力を大幅に上回った場合、この国は滅亡からもう遠くない。近代史にも、この悪い見本がある。戦前の日本は好戦的で、国力を消耗し尽くしたが、国が崩壊するという結末は必然的であった。安倍首相は現在、歴史の教訓を顧みず、日本の大多数の一般人の意向に背き、集団的自衛権という戦争を発動する便利な門を開いた。これは悲しむべきことと言わざるを得ない。

集団的自衛権の解禁が開いたのは、「地獄の門」だ。安倍首相は今後日本に、尽きることのない「トラブル」をもたらすだろう。まず集団的自衛権の行使は、大量の先進的な防衛装備(軍機、艦艇、各種ミサイルなど)が必要だ。日本には軍需産業の能力を持つ多くの企業があり、大量の武器生産に転じようとしている。そうなれば民間用の製品の生産が減少し、その価格を釣り上げることになる。この負担は最終的に国民の肩にのしかかり、生活水準を押し下げる。

 

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