中共中央対外連絡部の招待した28カ国、50人の著名な学者と中国の著名な学者7人が4日、中共中央紀律検査委員会の機関を視察し、第18回党大会以降の党風廉政建設(清廉な政治を行う党風樹立)と汚職取締りの取り組みについて説明を受けた。
参加した外国の学者は「中国通」がほとんどで、元政界要人も少なくない。中央紀律検査委員会の呉玉良副書記は第18回党大会以降、党中央の揺るぎない指導の下、中央紀律検査委員会と監察部および各級紀律検査・監察機関が真剣に職責を履行してきたことを説明。「紀律検査・監察機関は中央八項規定精神の実行を確固たるものにし、深化し続け、『四風』(形式主義、官僚主義、享楽主義、贅沢主義の4つの気風)を粘り強く是正し、具体的問題から捉え、1つ1つの部分を押さえ、規律違反行為を厳しく取り調べて処分し、典型的な事件を公表してきた。汚職の蔓延傾向を断固として押しとどめ、『トラ』も『ハエ』も一緒に叩き続け、ゼロ容認の姿勢で汚職を懲罰し、国際協力・交流を強化し、汚職関連の国際的な逃亡犯の追跡逮捕、不法取得財物の没収を行ってきた。巡視活動を強化・改善し、『力を入れる4点』を押さえて問題をみつけ、力強い抑止力を形成してきた。党の規律検査体制改革を推進し、『党の規律検査体制改革実施計画』を策定し、タイムテーブルとロードマップを定め、汚職取締りを体制面、制度面から支えてきた。紀律検査・監察機関の機能転換、方式転換、作風転換を推進し、中心的任務に焦点を合わせ、監督・管理を厳格化した。鉄の規律で堅固なチームを築いた」と説明した。
学者らは中央紀律検査委員会の機関を見学。中央紀律検査委員会の概況、中央八項規定精神の実行と「四風」是正の取り組み、事件の取り調べと処分、巡視活動、ネットを通じた監督と告発などについて各担当部署から説明を受け、関心のある問題について質問した。(編集NA)
「人民網日本語版」2014年9月5日