外交部(外務省)の華春瑩報道官は9日の定例記者会見で、南中国海の島や礁における中国の建設活動について、駐留する人員の作業・生活環境改善のためだと述べた。
――英BBCは本日、中国が南中国海で大規模な埋め立て工事を行い、島を造っていると報じた。中国側はなぜそうするのか。 この問題について、われわれは繰り返し答えてきた。中国側の立場はよく分かっているはずだ。中国は南沙(英語名スプラトリー)諸島及びその周辺海域に対して争う余地のない主権を有する。南沙諸島における中国の活動は中国の主権の範囲内の事であり、何ら非難されることはない。
――中国側が大規模な埋め立て工事を行い、島を造っているのは商業目的か、それとも軍事的考えによるものか。
当該の島や礁における中国の活動は主に駐留する人員の作業・生活環境改善のためだと私は理解している。(編集NA)
「人民網日本語版」2014年9月10日