外交部(外務省)の華春瑩報道官は10日の定例記者会見で、西沙諸島海域でベトナム漁船が中国漁船から妨害を受けたとのベトナム側の非難について、全く事実と合致しないと表明した。
――報道によるとベトナム側は9日、西沙諸島海域でベトナム漁船が中国漁船から妨害を受けたと述べた。これについてコメントは。 その報道の中国側に対するベトナム側の非難は全く事実と合致しない。8月15日、ベトナム漁船1隻が中国の西沙海域に不法に進入してダイナマイト漁を行っていた。中国側取締り当局は法にのっとって臨検し、同船に積まれた爆薬多数を没収した。
西沙諸島は中国固有の領土であり、西沙海域は全く係争のない中国側管轄海域だ。中国側はベトナム側に対して、的確な措置を講じて、自国漁民に対する教育と管理を強化し、中国の西沙海域における不法侵入・操業を止めるよう促す。(編集NA)
「人民網日本語版」2014年9月11日