外交部(外務省)の洪磊報道官は16日の定例記者会見で、英国は植民地支配期に香港市民に普通選挙の機会を与えなかったと指摘した。
――中国の劉暁明駐英大使はこのほど英紙デイリー・テレグラフへの寄稿で、香港の政治改制度革問題に関する最後の香港総督・パッテン氏の発言を批判した。これは中国政府の見解を代表するものか。
劉大使の寄稿は最も基本的な歴史的事実を指摘した。つまり、英国は植民地支配期に香港の政治制度についてなんら手はずを整えなかったし、香港市民に普通選挙の機会を与えることもなかったということだ。 香港の政治制度改革に関する中国の全人代常務委員会の決定は「一国二制度」の原則、基本法、香港の発展の実情に合致し、香港の繁栄と安定の維持にプラスであり、完全に正しいものだ。(編集NA)
「人民網日本語版」2014年9月17日